当院は、父の代から長く地域医療に携わってきており、以前は治療用チェアを12〜14台設置し、多くの患者さんを診療するスタイルでした。
しかし時代の変化とともに、患者さんが医療に求めるものも変わってきました。ただ治療を受けるだけでなく、「なぜその治療が必要なのか」「将来どうなるのか」をしっかり理解した上で治療を受けたいというニーズが高まっていると感じていました。
そこで私たちはチェア数を10台に減らし、その代わりにカウンセリングルームを増設しました。患者さんとの対話の時間を増やし、インフォームド・コンセントを徹底する体制へと移行したのです。
一方で、医院として新たな課題もありました。
最先端の医療技術や設備を整えても、その価値を必要としている患者さんに十分伝わっていなかったのです。看板やホームページだけでは、私たちの診療方針や強みを理解していただくことが難しく、「本当に診たい患者さん」と出会う機会が限られていました。















