「診療には自信があるのに、なかなかに選ばれない…」「患者さんには満足していただいているはずなのに、口コミが思うように増えない…」
このような悩みを抱えているクリニックは少なくありません。
現在では、多くの患者が受診先を探す際にGoogleマップや口コミサイトを確認し、口コミを参考にクリニックを比較しています。そのため、口コミは患者が安心して受診を決めるための重要な判断材料の一つになっています。
しかし、口コミは件数を増やせばよいというものではありません。患者に無理に投稿をお願いしたり、高評価を依頼したりすると、かえって医院への信頼を損ねる可能性があります。また、口コミだけでは、医院の診療方針や専門性、医師の想いといった本当に伝えたい価値まで十分に伝えることは難しいのが現実です。
本記事では、クリニックの口コミを増やす必要性やメリット、取り組む際の注意点を解説するとともに、口コミだけに頼らず医院の魅力をより多くの患者へ届けるための情報発信についても詳しく紹介します。
目次
1. クリニックの口コミを増やすことは必要?

インターネットで医療機関を探すことが当たり前になった現在、口コミは患者がクリニックを選ぶ際の重要な判断材料の一つになっています。
実際、厚生労働省が実施した「令和5(2023)年受療行動調査」では、外来患者が医療機関の情報を入手する方法として、1位が「口コミ」、2位が「インターネット」という結果が出ています。以前は知人からの紹介や地域情報誌が中心でしたが、現在では「〇〇市 内科」「歯科 おすすめ」「皮膚科 評判」などと検索し、Googleマップや口コミサイトを比較して受診先を決めるケースが一般的です。
そのため、口コミが少ないクリニックは、実際には質の高い医療を提供していても患者に魅力が伝わりにくくなる可能性があります。
例えば、次のような情報はホームページだけでは分かりにくい部分です。
| 患者が知りたいこと | 口コミで確認されやすい内容 |
|---|---|
| 医師の対応 | 説明は丁寧か、相談しやすいか |
| スタッフ | 親切か、受付の対応は良いか |
| 待ち時間 | 長すぎないか |
| 院内環境 | 清潔感はあるか |
| 通いやすさ | 雰囲気は良いか |
このような「実際に通院した患者の声」は、これから受診を検討している方にとって大きな安心材料になります。
検索結果でも口コミは目に入りやすい
Googleでクリニックを検索すると、医院名とあわせて星評価や口コミ件数が表示されます。
そのため、診療内容を見る前に口コミ件数や評価が目に入るケースも少なくありません。
もちろん、口コミ件数だけで医院の価値が決まるわけではありません。しかし、同じ診療科で比較された場合、一定数の口コミがある医院の方が安心感を与えやすい傾向があります。
DOC
Medical DOC
編集部
だからこそ、「口コミが自然に集まる環境づくり」は、これからのクリニック経営において重要な取り組みの一つといえるでしょう。
※厚生労働省「令和5(2023)年受療行動調査(確定数)の概況」
2. クリニックの口コミを増やす5つのメリット

口コミは、単に評価やレビューの件数が増えるだけではありません。患者との信頼関係を築き、医院の経営を安定させるための重要な資産になります。
ここでは、クリニックの口コミを増やすことで得られる5つのメリットについて紹介します。
| メリット | 期待できる効果 |
|---|---|
| 初診患者が来院しやすくなる | 受診前の不安を軽減し、来院の後押しにつながる |
| クリニックの信頼性が向上する | 患者の体験談がクリニックへの安心感や信頼感を高める |
| Google検索での存在感が高まる | Googleビジネスプロフィールの情報が充実し、検索ユーザーの目に留まりやすくなる |
| クリニックの改善点を把握できる | 患者の声をもとに、サービスや運営の改善につなげられる |
| 長期的な集患につながる | 口コミが資産として蓄積され、継続的な認知拡大や集患が期待できる |
① 初診患者が来院しやすくなる
初めて受診するクリニックを選ぶ際、多くの患者は「失敗したくない」という気持ちを持っています。
「先生は丁寧に話を聞いてくれるだろうか」「院内は清潔なのか」「受付スタッフの対応はどうか」など、受診前にはさまざまな不安があります。
その不安を解消する材料となるのが口コミです。
実際に受診した患者の体験談は、医院側が発信する情報よりも客観性があると受け取られやすく、初診患者の安心感につながります。
また、口コミ件数が一定数あることで、「多くの患者さんに選ばれているクリニック」という印象を与えやすくなる点もメリットです。
② 医院の信頼性向上につながる
クリニックのホームページには、診療内容や設備、医師の経歴などが掲載されています。
しかし、それらは医院自身が発信している情報なのに対し口コミは、第三者である患者が実際の体験をもとに投稿した情報です。
そのため、「説明が丁寧だった」「不安をしっかり聞いてくれた」「子どもにも優しく接してくれた」といった声が蓄積されることで、医院の信頼性向上につながります。
もちろん、すべての口コミが高評価になるとは限りません。しかし、多くの口コミが集まることで医院全体の傾向が伝わりやすくなり、一部の評価だけで判断されにくくなるという側面もあります。
③ Google検索での存在感が高まる
現在では、「〇〇市 内科」「〇〇駅 歯科」と検索した際、多くの患者がGoogleマップを利用して医院を探しています。
その際に表示される情報には、
- 星評価
- 口コミ件数
- 写真
- 営業時間
- ホームページ
などがあります。
口コミが充実している医院は、検索ユーザーに安心感を与えやすく、結果として詳細ページを閲覧してもらえる可能性も高まります。
口コミそのものが検索順位を直接決めるわけではありませんが、Googleビジネスプロフィールを充実させる要素の一つとして重要視されています。
④ クリニックの改善点を把握できる
口コミは、患者からの評価であると同時に、医院をより良くするためのヒントでもあります。
例えば、「受付の説明が少し分かりづらかった」「予約方法が複雑だった」「待合室が少し混雑していた」といった意見は、改善につながる貴重な情報になります。
もちろん、すべての口コミが正しいとは限りません。しかし、複数の患者から同じような声が寄せられている場合は、業務改善のきっかけになることもあります。
また、患者自身では伝えにくい要望や不満が口コミという形で表れることもあり、院内では気付きにくかった課題を把握する機会にもなります。定期的に口コミを確認し、改善できる点を一つずつ見直していくことで、患者満足度の向上にもつながるでしょう。
口コミを評価として受け止めるだけでなく、医院運営を見直すための情報として活用する姿勢も大切です。
⑤ 長期的な集患につながる
広告は掲載を止めると効果が薄れてしまいますが、一方口コミは、一度投稿されると継続的に医院の情報として蓄積されます。
新たな患者が検索した際にも参考情報として表示され続けるため、長期的な集患につながる可能性があります。さらに、口コミをきっかけにホームページを訪問し、診療内容や医師紹介を確認して予約する患者も少なくありません。
また、継続的に口コミが蓄積されることで、「多くの患者に選ばれているクリニック」という印象を与えやすくなり、初めて受診する方の安心感につながります。こうした信頼の積み重ねは一時的な集患だけでなく、地域で長く選ばれ続けるクリニックづくりにも役立つでしょう。
DOC
Medical DOC
編集部
口コミは一時的な集患ではなく、
医院の信頼を積み重ねる資産として機能します。
3. クリニックの口コミを増やすうえで気を付けたい注意点

口コミは医院の信頼性向上に役立つ一方で、増やし方を誤ると患者からの信頼を損ねたり、法令やガイドラインに抵触したりする可能性があります。
口コミを増やす際は、件数を増やすことだけを目的とするのではなく、適切な方法で運用することが大切です。
| 注意点 | 理由・ポイント |
|---|---|
| 口コミ投稿を強要しない | 患者の意思を尊重し、評価内容の指定や投稿の強制は避ける |
| 特典と引き換えに口コミを依頼しない | ステルスマーケティング規制や各プラットフォームのガイドラインに抵触するおそれがある |
| ネガティブな口コミにも誠実に対応する | 真摯な対応がクリニックへの信頼につながり、改善の機会にもなる |
| 口コミだけに頼らない情報発信を行う | ホームページや第三者メディアも活用し、クリニックの専門性を継続的に発信する |
口コミ投稿を強要しない
患者へ口コミ投稿をお願いすること自体は問題ありません。
しかし、「口コミを書いてください。」「★5でお願いします。」「高評価をお願いします。」など、評価内容を指定したり、投稿を強要したりする行為は避けるべきです。
口コミは患者自身の意思で投稿されるものであり、その自由な意見が信頼につながります。
また、患者が心理的な負担を感じるような依頼方法は、医院に対する印象を損ねてしまう可能性もあります。あくまでも患者の意思を尊重し、無理のない形で案内することが大切です。
特典と引き換えに口コミを依頼しない
口コミを書いてもらう代わりに、「割引」や「プレゼント」、「ギフト券」などの特典を提供する行為は、ステルスマーケティング規制やプラットフォームのガイドラインに抵触するおそれがあります。
一時的に口コミ件数が増えたとしても、結果として医院の信頼を損ねるリスクがあるので、自然な口コミが集まる環境づくりを意識しましょう。
また、特典を目的とした口コミが増えると、これから受診を検討している患者から「本当の評価なのだろうか」と疑問を持たれてしまう可能性もあります。口コミは患者の率直な感想だからこそ信頼されるものであり、その信頼性を損なわないことが何より重要です。
患者が自発的に「誰かに勧めたい」と感じる診療体験を積み重ねることが、長期的には信頼性の高い口コミの増加につながります。件数だけを追い求めるのではなく、日々の診療や接遇の質を高めることが何より重要です。
ネガティブな口コミにも誠実に対応する
どれだけ丁寧な診療を行っていても、すべての患者に満足していただくことは簡単ではありません。そのため、時には厳しい口コミが投稿されることもあります。
重要なのは、感情的に反論することではなく、患者さんの意見を真摯に受け止め必要に応じて改善につなげる姿勢を示すことです。誠実な返信は、口コミを書いた本人だけでなく、その口コミを閲覧している将来の患者にも好印象を与えます。
また、口コミへの対応は投稿者とのやり取りだけではなく、これから受診を検討している患者にも見られています。医院がどのような姿勢で患者の声に向き合っているのかを伝える機会にもなるため、一つひとつの返信を丁寧に行うことが大切です。
改善への姿勢を示すことで、医院として患者の声を大切にしていることが伝わり、信頼感の向上にもつながります。ネガティブな口コミも、医院をより良くするための貴重な機会として捉えることが重要です。
口コミだけに頼らない情報発信を行う
口コミは非常に重要ですが、それだけで医院の魅力を十分に伝えられるとは限りません。
例えば、「どのような診療に力を入れているのか」「どのような想いで診療しているのか」「他院との違いは何か」などの内容は口コミだけでは伝わりにくい情報です。
だからこそ、ホームページや第三者メディアを活用し、医院の強みを継続的に発信していくことが重要になります。
また、患者がクリニックを選ぶ際は、口コミだけで判断するのではなく、ホームページや医院紹介の記事なども確認しながら総合的に比較・検討するケースが少なくありません。そのため、口コミで興味を持ってもらい、情報発信によって医院の魅力や専門性を理解してもらうという流れを意識することが大切です。
特に専門性の高い診療や医院独自の取り組みは、第三者の視点も交えながら発信することで、患者にとってより分かりやすく伝わります。口コミと情報発信を組み合わせることで、医院の魅力をより多くの方へ届けられるでしょう。
DOC
Medical DOC
編集部
口コミを適切に運用するとともに、
より多くの患者との信頼関係を築いていけるでしょう。
4. 口コミだけでは伝わらない医院の魅力を発信するなら、Medical DOC!

口コミは、患者がクリニックを選ぶ際の重要な判断材料の一つです。しかし、口コミだけで医院の魅力や専門性を十分に伝えることは難しい場合もあります。
だからこそ、口コミを増やす取り組みとあわせて、医院の魅力を正しく発信していくことが重要です。その方法の一つとして、多くの医療機関に活用されているのが、医療機関向けWeb集患サービス「Medical DOC」です。

Medical DOCは、全国20万件以上の医療機関情報を網羅する医療メディアとして利用されており、月間PV数は1,700万以上を誇ります。多くの患者が日常的に情報収集を行うメディアだからこそ、クリニックの認知拡大や集患につなげやすい点が強みです。
Medical DOCに掲載した実際の医療機関でも成果として現れており、ホームページの閲覧数が従来の約10倍に増加したケースや、掲載後の翌月から初診数が大きく伸び、現在では導入前の約7倍にまで増加しているといった事例も見られます。

また、口コミでは伝えきれない医院の魅力を分かりやすく言語化し、患者が知りたい情報を整理して届けられる点も大きな強みです。診療へのこだわりや医院が目指す医療、医師の専門性などを伝えることで、医院の価値に共感した患者さんとの出会いを後押しします。
Medical DOCは、単に患者数を増やすことを目的としたサービスではありません。
医院の魅力や専門性を必要としている患者さんへ届けることで、「この医院で診てもらいたい」と思っていただけるきっかけをつくり、医院の価値に共感した患者との出会いを支援しています。
口コミによって患者からの信頼を積み重ねながら、第三者メディアを活用して医院の魅力を継続的に発信していくことが、これからのクリニック経営ではますます重要になっていくでしょう。
※なお、本サービスは東証プライム市場に上場している株式会社GENOVAが提供しています。GENOVAは医療機関向けのIT・DX支援を専門に展開しており、現場のニーズを深く理解したうえで集患・ブランディング支援を設計している点も特徴の一つです。
実際に「Medical DOC」に掲載した医院の導入事例の紹介
■第三者メディアの発信で専門性が伝わり、継続的な集患を実現!

大阪府大阪市で安部医院(https://www.abe-iinn.com/)では、循環器を専門とした診療に力を入れていましたが、開業当初はホームページだけでは専門性や強みを十分に伝えられないという課題を抱えていました。自院で「循環器が得意」と発信しても患者さんにはなかなか伝わらず、医院の価値をどのように届けるべきか悩んでいたといいます。
そこで活用したのがMedical DOCです。
第三者メディアを通じて医院の専門性や診療方針を客観的に発信したことで、「大阪市でおすすめのクリニックとして紹介されていた」と来院する患者さんも増え、自らアピールするのではなく、第三者から評価されることの信頼性を実感するようになりました。
また、記事では院長の専門性だけでなく、検査機器を活用した写真などにもこだわり、医院の特徴や安心感が自然と伝わる構成を意識しました。その結果、循環器に関する専門的な相談や問い合わせが増加し、掲載直後だけでなく継続的な集患効果も実感されています。
現在では、Medical DOCを単なる広告媒体ではなく、医院の認知拡大や信頼形成、そして将来を見据えたブランディングを支える重要な情報発信の場として活用しています。専門性を必要とする患者さんとの接点が増えたことで、長期的な医院経営にもつながる施策として高く評価されています。
■年間売上1億円、自費率50%に到達!なかがわ歯科

千葉県市川市で開業しているなかがわ歯科(https://www.nakagawa-d-c.com/)では、「削らない・抜かない・痛みを抑えた治療」に取り組んでおり、以前から「歯を残す治療」を大切にしてきました。しかし、その専門性や理念の価値がホームページだけでは十分に伝わらず、「家が近いから」という理由で来院する患者が多いという課題を抱えていました。
そこで掲載したのがMedical DOCです。
記事を通じて、医院が大切にしている考え方や治療のこだわりをより分かりやすく発信できるようになり、「根管治療の重要性」に共感する患者からの問い合わせが増えていきました。
結果として、新患数は月平均25名まで伸び、自費率は50%に到達。
インプラント埋入本数は6倍に増え、医院の年間売上は1億円を突破しました。今では予約が2週間先まで埋まる人気医院となり、2026年にはさらなる成長を見据えた移転開業を予定しています。
5. まとめ ークリニックの口コミを増やすためにー
クリニックの口コミは、患者が安心して受診先を選ぶための重要な情報であり、医院への信頼感を高めるうえでも大きな役割を果たします。口コミが増えることで初診患者の来院につながりやすくなるだけでなく、患者の声を通じて医院運営を見直すきっかけを得られるなど、さまざまなメリットが期待できます。
一方で、口コミだけでは医院の診療方針や専門性、医師の想いといった本当に伝えたい価値を十分に伝えることはできません。そのため、患者から自然な口コミが集まる環境づくりに取り組むことに加え、ホームページや第三者メディアなどを活用し、医院の魅力を継続的に発信していくことが重要です。
Medical DOCでは、第三者の視点から医院の強みや専門性、診療への想いを丁寧に取材・発信することで、口コミだけでは伝えきれない医院の価値を必要としている患者へ届けるお手伝いをしています。
「医院の魅力をもっと多くの方に知ってほしい」「専門性を必要としている患者さんへ届けたい」「長期的な視点で集患につながる情報発信を行いたい」とお考えの方は、この機会にMedical DOCの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
まずは資料をご覧いただき、Medical DOCの活用イメージをご確認ください。

監修:
緒方 誠人(株式会社GENOVA専属ライター)
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- 2023年に入社。営業職として活躍後、株式会社GENOVAのマーケティング戦略を実行。現在は、専属ライターとしてオウンドメディアの記事制作やメルマガ配信など、コンテンツマーケを包括的に担当。これまで得た知見を活かし、医療機関の業務効率化やDX推進に寄与する信頼性の高い情報発信に努めている。
















